チェンソーマン第二部、アサとヨルとは何者なのか

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はじめに:「主人公が変わる」という、ジャンプ系では異例の続編

『チェンソーマン』第二部は、2022年7月から少年ジャンプ+ で連載されている、藤本タツキの最新の連載作品です。

第一部のデンジを主人公とする物語は2020年末に完結しました。そこから約1年半の沈黙の後に始まった第二部は、ファンの予想を大きく裏切る形でスタートします。

主人公が、デンジではない

新主人公として登場したのが、三鷹アサと、彼女に憑依した戦争の悪魔ヨル。この2人が物語の中心になります。

第二部は連載中で、毎週の更新がファンの間で大きな話題になっています。

この記事では、

  • 三鷹アサの基本プロフィール
  • ヨル(戦争の悪魔)について
  • 2人の「合体」関係が意味するもの
  • 第一部のキャラクターたちとの繋がり

を、現時点で公開されている範囲で読み解いていきます。

※第一部のネタバレに加え、第二部の序盤展開に触れます。

三鷹アサのプロフィール

三鷹アサは、第二部の主人公にして、ごく普通の高校生として登場します。

その普通の高校生が、ある事件をきっかけに「戦争の悪魔」ヨルと「合体」することになり、物語が動き出します。

アサは控えめなキャラクターとして描かれ、第一部のデンジとは正反対のタイプ。デンジが「欲望ベースの主人公」だったのに対し、アサは「不安と戸惑いを抱えた等身大の少女」として描かれています。

この主人公キャラクターの転換こそが、第二部を「同じ世界の別物語」として成立させている最大のポイントです。

戦争の悪魔ヨル

ヨルは、第二部の鍵となる「戦争の悪魔」です。

『チェンソーマン』世界の悪魔は、人々が抱く恐怖の対象に応じた力を持ちます。「戦争」という概念が引き起こす恐怖から、ヨルもまた大きな力を持つ存在として登場します。

そのヨルが、ひょんなことから三鷹アサと「合体」することになり、二人で同じ身体を共有する状況が生まれます。

ヨルの目的は、ある特定の存在を倒すこと。その目的を果たすために、アサと協力(あるいは利用)する形で物語が進んでいきます。

2人の「合体」が意味するもの

アサとヨルの関係は、第一部のデンジとポチタの関係と、似ているようで違います。

第一部:デンジとポチタの場合

デンジとポチタは、ほぼ「同一人物」化するレベルで融合していました。ポチタはデンジを助け、デンジはポチタを大切にする ── 主導権の多くはデンジ側にあります。

第二部:アサとヨルの場合

アサとヨルは、同じ身体を共有しながらも、それぞれの意識は独立して存在しています。利害が一致して協力することもあれば、まったく対立することもある。主導権は場面によって入れ替わります。

第二部の「合体」関係は、より複雑で、より緊張感のあるパートナーシップです。アサとヨルの会話、せめぎ合い、譲歩 ── そのやり取り自体が、第二部の大きな見どころのひとつになっています。

第一部のキャラクターとの繋がり

第二部は第一部の続編ですが、舞台や登場人物が大きく変わっています。

第一部の主要キャラクターたちが今どこで何をしているのか ── ファンが特に気にしているのは、デンジの行方です。

第一部のラストでデンジが下した選択が、第二部の世界にどんな影響を与えているのか。アサとヨルの物語が進むほど、第一部の「あの結末」が新しい意味を帯びてくる ── というのが、第二部を読む大きな楽しみのひとつになっています。

まとめ:第二部は「もう一度この世界に入り直す」物語

『チェンソーマン』第二部は、第一部の延長線というよりも、「同じ世界に別の入口から入り直す」物語です。

  • 主人公は新キャラの三鷹アサ
  • パートナーは戦争の悪魔ヨル
  • 第一部のキャラは背景的に関わってくる
  • 連載中なので、毎週の展開が話題になっている

第一部を読んだ人にとっては、世界の見え方が変わる新しい楽しみ方。第一部を読んでいない人にとっても、第二部から入って遡るルートも可能な、奇妙な構造を持った続編です。

連載中の作品なので、今追いかけ始めるのが一番おすすめのタイミング。藤本タツキが第二部でどんな結末を用意しているのか、リアルタイムで一緒に追いかけていきたいシリーズです。

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出典・参考

  • 藤本タツキ『チェンソーマン』第二部、少年ジャンプ+、2022年7月13日連載開始 — 連載中

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